去勢手術体験記の後編です。
前編がまだの方は、前編を先に読むことをおすすめします。
今回は「5. ついに‥手術当日」から。
5. ついに‥手術当日
遂にやってきました、手術当日。
一日の流れに沿って書いていきます。
・朝ごはん抜き
まず最初の関門。
それは、るるちゃんの朝ごはん抜き。
ご飯の催促があってもあげられないので、地味に大変でした。
・病院で血液検査とレントゲン実施
ご飯抜きをなんとか乗り越え、病院へ。
検査を終え、手術は無事受けられる数値とのこと。
・飼い主の一時帰宅
るるちゃんを預け、わたしは一時帰宅。
るるちゃんがいない家は淋しかったです‥
手術で疲れたるるちゃんが快適に過ごせるよう、家の掃除をして過ごしました。
・病院へお迎え
電話で手術の成功を聞き、病院へお迎えに。
驚いたのは、エリザベスカラーをつけていること。
オス猫の手術ではつけないと思っていたので、意外でした。
・るるちゃん帰宅
まずは、るるちゃんが無事に帰ってきてくれたことに感謝!
…ですが、さっそく心配になる出来事が起こります。
まずは、初めてのエリザベスカラーへの戸惑い。
歩きづらい、飲食しづらい、トイレしづらいなど。
そんなるるちゃんの様子を見てわたしも苦しかったです。
そして、ご飯吐き戻し。
夜ご飯を一口食べて吐き戻したるるちゃん。
その後は何事もなかったかのように食べてくれましたが、るるちゃんはこれまで一度も吐いたことがなかったので、びっくり!
逆に、ちょっと嬉しいことも。
なんとなく、いつもより甘えん坊なるるちゃん。
珍しくお膝やお腹に乗ってきてくれました。
もしや去勢手術で性格が穏やかになったのか?と思いましたが、しおらしかったのは数日だけでしたw
6. エリザベスカラーをつけて過ごす1週間
カラーをつけて過ごした1週間は大変でした。
カリカリや水を派手にこぼしたり、トイレの砂がカラーに入ったり。
一番困ったのは、カラーにうんちがついちゃうこと。
短足で床と顔が近いので、短足マンチカンなるるちゃんにはこのような問題が如実に出てくるようです。
あと、カラーをつけている間は頭を後ろ脚で掻いたり毛づくろいもできません。
患部をなめないように見張れるときはカラーを外してあげたり、代わりに頭を掻いてあげたりしました。
最初はカラーがすごく邪魔そうで、わたしも見ていて辛かったのですが、数日でだんだんと慣れてきた様子でした。
このように、カラーをつけたままでもくつろいだり、元気に走り回ったりするように。
ちなみに、ネックピローみたいなカラーもあるみたいです。
しかし、視界が悪くなりそうなのと、外れやすいというレビューを見て、早く患部を治すためのものだからと考え、わがやでは病院でもらったものを続けました。
そして、1週間後にはしっかり患部が閉じていることを確認し、無事カラーも外すことができたました。
本当に長い1週間でしたが‥
るるちゃんと一緒に乗り越えることができました!
7. その後の去勢手術の影響
短足マンチカンの男の子るるちゃんが、手術後に変わったことと変わらなかったことがあります。
・期待していたけれど手術後に変わらなかったこと
まずは、変わることを期待していたけれど変わらなかったこと。
それは、「オス猫はおだやかな性格に変わる場合がある」ということ。
なんなら手術してからますますやんちゃに‥汗
でも、手術のときの不安を考えると、やんちゃでも元気に過ごしてくれればいいと思うようになりました。(本気噛みするのはやめてほしいですけど)
・手術後に変わったこと
手術による残念な影響。肥満です。
るるちゃんはもともとは少食で、いつもご飯を残しちゃうような子でした。
それが去勢手術後、めちゃめちゃ食欲が出ました。
だからといってご飯の量は増やしていません。
去勢手術後に消費カロリーが少なくなったことと、まだ生後半年だからと子猫用のご飯をあげていたことが原因で、るるちゃんは手術後体重が増加してしまったようです。
過去のダイエット記事はこちら
もうひとつの変わったこと。
当たり前ですが、ぷっくりにゃんたまの喪失です。
「手術では精巣を取り除くけれど、その入れ物自体は残るので、ふっくら感は残ります」と獣医さんから説明いただいたとおり、ちょっとだけふっくらしています。
以上、去勢手術体験記でした。
わたしたちの体験をざっと書いただけの記事ではありますが、わたしは当時こういった体験談を読み漁って学んだり安心したりしていたので、みなさんにとってもそういう記事になればいいなと思って書きました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!