長年の夢だった猫生活。
るるちゃんと暮らすまでは食べてもらう相手(猫)もいないのに、スーパーのキャットフードコーナーをニヤニヤ眺めていたわたし。
(不審者ですね、ごめんなさい!)
いざ猫生活が始まり、
「たくさんのキャットフードがあるけれど、どれを買えればいいのか?」と悩みました。
愛猫にはずっと健康でいてほしいですよね。
わたしたち飼い主の選ぶご飯が、愛猫の健康に直結します。
今日は、文字通り「猫の命の源」である、
キャットフードの超基本について説明していきます!
1. 「総合栄養食」と「一般食」
まず、キャットフードには「総合栄養食」と「一般食」の2種類があります。
それぞれについての概要はこちら。
総合栄養食:
- これだけで必要な栄養が摂れるという食品
- 主食(人間でいえばご飯+おかず)
- 一般食に比べると高価
一般食:
- これだけでは必要な栄養が足りないという食品
- 副食(人間でいえばおかずやおやつ)
- 総合栄養食に比べると安価
- 種類が豊富
- 嗜好性が高い(味が濃いとか、美味しいにおいがするとか)
「じゃあ総合栄養食だけでいいじゃん」「一般食はいらないんじゃ?」と思われるかもしれません。
栄養面を考えると総合栄養食だけでも十分ですが、一般食の中には嗜好性が高いものがあり、食が細い子に食べてもらうために一般食で補う、しつけ中のご褒美として与える、といった使い方もできます。
基本は総合栄養食、場合によっては一般食を活用する
というやり方がよいと思います。
2. 「ドライフード」と「ウェットフード」
次に「ドライフード」と「ウェットフード」について。
さきほど説明した「総合栄養食」と「一般食」の中にそれぞれ「ドライフード」と「ウェットフード」があります。
ドライフード:
- いわゆるカリカリ
- ウェットに比べて水分含有量が少ない
- 同じ質量でもウェットより高カロリー
- ウェットに比べて開封後の長期保存が可能
- ウェットに比べて歯石ができにくい
ウェットフード:
- いわゆる猫缶
- ドライに比べて水分含有量が多い
- 同じ質量でもドライより低カロリー(水分が多いため)
- ドライに比べて開封後の保存期間に劣る
- ドライに比べて歯石になりやすい
これらを理解しつつ、「基本的にはドライフードで、飲水量の心配があるので一食だけウェットフードにする」「高齢であまり固形物を好まないのでウェットフードをメインにする」など、愛猫の体調やライフステージによって、ドライとウェットを入れ替えるのが良いでしょう。
3. わがやの例
わがやでは一日4食。
ダイエット中のるるちゃんの空腹な時間を増やさないために食事の回数を4回に増やしています。
総合栄養食 or 一般食?
毎食、総合栄養食を与えています。
るるちゃんの健康を考えた上での選択です。
るるちゃんは好き嫌いがなく食欲旺盛!
なんでもガツガツ食べてくれるので、今は一般食を活用しなくても全然大丈夫!
爪切りやブラッシングなどのるるちゃんが嫌がるお手入れ時、ちゅーるで気を紛らわせるといった使い方は一週間に一度ほどあります。
(総合栄養食のちゅーるもありますがカロリーが高いので、一般食ちゅーるをチョイス)
ドライ or ウェット?
4回中3回はドライ、1回はウェットです。
子猫時代から毎食ドライだったのですが、ダイエットを始めたことと、冬になって飲水量が減ったことから、ウェットを導入。
ウェットはドライよりも同じ質量でもカロリーが少ないので、総カロリーを変更することなく満腹感を与えられるかなと考えました。
ダイエットと飲水量のことを考えると、もっとウェットの割合を増やすことができれば良いのですが、るるちゃんは歯肉炎になりやすい体質のようで、歯につきやすいウェットは1食のみにしています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ベテラン猫飼いさんにとっては今更感のある内容だったかもしれませんが、特にわたしのような猫飼いビギナーの方が愛猫のフードを選ぶ際のお役に立てればと思い、書かせていただきました。
もしも今回の記事がみなさんの参考になりましたら嬉しいです^^
以前のフード切り替えに関する記事はこちら
ダイエット記事でも少しフードについて触れています。