好きな漫画のジャンルは、ゆったりスローライフものな、飼い主じゃん。
最近読んだのは、「乙嫁語り」「ハクメイとミコチ」「俺、つしま」です。
「乙嫁語り」と「ハクメイとミコチ」は、以前から愛読しており、まだ読んでいなかった最新刊を読了。相変わらずのゆったりとした世界観、最高でした!
「俺、つしま」は、会社の猫仲間から教えてもらった猫漫画。
独特な絵柄から、シュールなギャグ漫画系かと思ってこれまで読んでいなかったのですが、この度購入してみました。
あらすじはこちら。
主人公は、外でゴミを漁っていたところをおじいちゃん(実は女性)に保護されたキジトラの「つしま(つーさん)」。すでにおじいちゃんの家で暮らしていた先住猫の「ずん姐さん」やあとからやってきた「ちゃー」「おさむ」などとの暮らしぶりに猫あるあるが満載でニヤリとさせられます。
さらに、涙腺がゆるんだ読者が続出した「ただいてくれるだけでいいんだよ」のエピソードなど感動シーンも。
実話をベースに展開される猫愛あふれるストーリーは読む人の心を癒しまくります!※小学館公式ページより引用
https://www.shogakukan.co.jp/books/09388617
絵は、最初に感じたとおり、上手いのか?上手くないのか?ちょっと分からない感じw
登場人物の絵はデフォルメされていますが、猫の絵はリアルで、セリフにも手書き感が出ていて、そのアンバランスさが特徴的ですね。
でも、猫はそのままで可愛いですので、変にデフォルメしていないところが個人的には好印象でした。同様に「いや、絶対これ猫しゃべってないよね」っていうセリフを猫に言わせている感のある猫画像やツイートもあまり好きじゃないのですが、本書では本当に猫がそうしゃべっていそうなことばかりで、そのリアルさが良かったです。(クソババアとか本当にしゃべってそうw)
そして、肝心のストーリーはというと。
猫あるあるネタや面白ポイントももちろんあるのですが、なんというか、懐かしさと淋しさの入り混じったような、ノスタルジックな気持ちにわたしはなりました。
わがやは集合住宅で、猫と暮らすには完全室内飼いしか選択肢はありません。そして、特にご近所付き合いがあるわけではなく、いわゆる現代的な都会暮らしなのかなあなんて思います。
「俺、つしま」では、主人公の家の猫たちは自由に家と外を出入りし、猫同士のコミュニティ、猫好き人間同士のコミュニティなんかがあって、なるほどこういう猫暮らしもあるんだなと、わたし自身の生活との違いに新鮮さを感じたり。
本書とは違う話になりますが、アラブの砂漠でたくさんの動物と暮らしている日本人の方の動画で、砂漠でのびのび暮らしている猫たちを見て感じたカルチャーショックにも似ているなと感じました。(ちなみに、hana momoというYoutuberさんです。)
何がどちらがいい悪いというのではなく、それぞれの地域で、それぞれの人の生活、猫との関わり方があるんだなーと。
猫の絵がリアルで、内容も実話を取り入れたストーリーのためか、自分の実生活にまで思いを馳せてしまう、「俺、つしま」のレビューでした。
(あと、主人公のおじいちゃんが猫にデレデレするところが、るるちゃんにデレデレするわたしとそっくりw!)
学生の頃も感想文が苦手で、きっと作者が伝えたいことや話の主旨とはズレたところが心に残ったり捉えたりしてしまうわたしなので、あまり役立つレビューにはならなかったかもしれませんがw、
わたしはわたしの暮らしの中で、るるちゃんに楽しくストレスのない生活をさせてあげたいなと強く感じた!飼い主のじゃんなのでした。