るるもな。

アラフォー夫婦、はじめての猫暮らし始めました。

【猫学】愛猫が紐を飲み込んでしまったら?わがやの実体験をもとに対策と対処法をまとめました。

紐で遊ぶるるちゃん

猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。

今週の猫学のお題は、
紐の誤飲の対策と対処法」について。

猫って紐好きですよね。
高いおもちゃよりタダの紐の方が食いつきが良いこともあったりw

そんな猫が大好きな紐、お部屋に置きっぱなしになっていませんか?
実は、わがやではるるちゃんが紐を誤飲してしまったことがあります。

  • 紐の誤飲を発見したときの様子
  • どう対処したのか(診察前、診察後)
  • 獣医さんからアドバイスいただいた誤飲の対策

これらについてシェアすることで、愛猫家のみなさん、特に今まさに誤飲で心配されている方に少しでも役立つ情報になれば嬉しいです。

※ご注意:記事内に一部るるちゃんのおしりやうんちの写真があります。

1. 紐の誤飲を発見したときの様子

おしりから紐が出ているるるちゃん

獣医さんに診てもらうために撮影

いきなりですが、ずばりこんな状況でした…

一年くらい前のある日、るるちゃんがうんち直後にトイレでにゃーにゃーと鳴いており、何気にるるちゃんのおしりを見てみると、おしりから紐!!!

衝撃的です…
しかも結構な長さ…

この色の、こんな紐、うちにあったかしら?

まずはるるちゃんの体調が最優先なので紐がどこからきたものなのか深く考えませんでしたが、ちょっと違和感がありました。

なぜなら、以前から紐の誤飲について聞いたことがあったので、わがやでは紐で遊んだあとは毎回必ずおもちゃ棚に紐を戻していたんです。

一体この紐はなんの紐なのか?
「もしかしてあの時の?」という心当たりがひとつ。後ほど記載します。

2. どう対処したのか(診察前、診察後)

キャリーバッグとるるちゃん

・診察前の対処

紐をひっぱれば取れるのか?
それとも、この状態のまま病院へいくべきか?

ネットによると、
腸内を傷つけてしまう危険があるため、紐をひっぱるのはNGとのこと。

(ちなみに、後ほど獣医さんに確認したところ、やはり紐はひっぱらないほうがいいそうです)

とは言え、こんなに紐が長いとるるちゃんが自分で紐をひっぱってしまったりしないだろうか?

そう心配になり、おしりから出ている紐をはさみで少し切ってから病院へ向かいました。(紐を切る際に誤ってるるちゃんを傷つけてしまわないよう、紐がおしりから数センチ出るくらいまで、安全かつスピーディに!)

病院で受診時に必要になるかもと思い、念のために切った紐を袋に入れ、病院へいざ出発。

・診察後の対処

獣医さんにるるちゃんの状態を報告。

  • 嘔吐なし
  • うんちもいいうんち(血便とかではない)
  • 元気、食欲ともにいつもどおり

今のところ命に危険があるような状態ではないだろうと判断いただきました。

まだ出てきていない紐が腸内でどんな状態なのかによっては最悪開腹手術をしなければならないほど危険だということで、念のために現在の腸内での紐の状態をエコーで確認いただくこととなりました。

紐が腸の形に沿った状態だとひとまず大丈夫、
腸の形に沿わず紐がまっすぐ伸びている状態だと危険、とのこと。

腸内の紐のイメージ図

腸内の紐のイメージ図

紐がまっすぐ伸びている場合、何かの折に紐が腸管をたぐりよせてしまうことによる腸閉塞や命の危険があるそうです。

そして、るるちゃんの結果は…

  • エコーの結果、紐が腸の形に沿った状態
  • おそらく2,3日でうんちと一緒に紐が出てくる
  • 3日後に再度受診してエコーで腸内を確認
  • もしうんちと一緒に紐が出てきたら紐を持参してください

今すぐ手術!のような状況にはならなくてよかった…

そして、次の日のうんち確認。
前日のようにおしりから紐が出ている状態ではなかったので、無事すべての紐が出た様子!

3日後のエコーでは紐がなくなっている様子を確認できて、一安心となりました。

3. 獣医さんからアドバイスいただいた誤飲の対策

紐で遊ぶるるちゃん

るるちゃんは大事にはならず済みましたが、状況によっては大きな手術が必要になったり、命の危険さえある紐の誤飲。

獣医さんから以下のようなアドバイスをいただきました。

  • よく誤飲するのが、紐のほか、鈴などのおもちゃのパーツ
  • おもちゃを置きっぱなしにしない
  • 誤飲につながりそうなパーツはあらかじめ取る
  • 必ず飼い主同伴のもと遊ぶ

猫ひとりで遊べるおもちゃもありますが、もし誤飲につながりそうなものがあればあらかじめ取っておくと安心ですね!

そして、肝心の「この紐はなんの紐か?」ということについて。
わがやでは、こんな色の紐やタオルなんかもなくて、前述のとおりおもちゃで遊んだあとは必ずおもちゃを片付けており、誤飲の原因を特定できませんでした。

ふと思い当たったのが、おしりから紐が出る2日前。
いただいた無料クーポンを使ったとあるトリミングサロンでのシャンプー

「トリミングサロンでペットの紐の誤飲」なんてことがあるのかなと思い、ネットで体験談を漁ってみたところ、「トリミングサロンでシャンプー後に突然の体調不良→死去」なんて情報もあり、こわくなりました…。

「だからトリミングサロンはダメ!」とわたしは言いたいわけではありません。わがやの紐の誤飲も、実は家で起こったことかもしれませんし。

家で起こりうる事故があれば、外やお店で起こりうる事故もあるんだということを知った上で物事を決めなければと、自分の監督不行届と知識不足を深く反省した次第です。。

 

以上、わがやの紐の誤飲の体験談でした。

こういった情報をシェアすることで、少しでも愛猫家さんの役に立ち、すべての猫が健康で幸せに暮らすことができるようになればと心から祈っています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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