猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週の猫学のお題は、「猫の鳴き声」について。
私自身、るるちゃんと暮らして初めて「猫ってこんなに鳴くものなんだな」と知りました。
しかも鳴き声のバリエーションが豊富ですよね。
高くて長めの「にゃーん」から、短く小さめの声で「にゃっ」などなど。
どの鳴き声もとっても可愛いのですが、果たしてその鳴き声にどんな意味があるのか気になりませんか?
今回は、猫の鳴く理由、鳴き声による意味をまとめてみました。
1. 鳴く理由
主に2つの理由から猫は鳴き声を出します。
・要望がある
飼い主さんに向けて、「ご飯がほしい」「遊んでほしい」「かまってほしい」などのおねだりや甘えなどの要望がある場合に鳴きます。
・威嚇している
脅威を感じている存在に近づかないように威嚇の意味で鳴き声を出します。
2. 鳴き声の種類と意味
バリエーション豊かな猫の鳴き声ですが、それぞれにどんな意味があるのか解説します。
・「にゃっ」
短く「にゃっ」と飼い主さんに向かって鳴く場合、挨拶や呼びかけのような意味合いがあります。「おはよう」「やあ」みたいな感じですね。
・「にゃーん」「にゃお」
ご飯がほしい、かまってほしいなどの要望があるとき、長く高い声で鳴きます。甘えたいときにはより長く「にゃーーーん」と鳴くことも。
・「クククッ」「カカカッ」「ケケケッ」
猫の狩猟本能からくる「クラッキング」と呼ばれる鳴き声。窓の外の鳥や虫に向けて鳴きます。
・「にゃーお」「なーお」
発情期の鳴き声。とても大きな声で鳴きます。
もしも繁殖の予定がない場合は去勢・避妊手術を検討されるとよいでしょう。
・「シャー」「フー」
威嚇しているときの鳴き声。「ペッ」という唾を出すような音を出すこともあります。
・「んー」
「んー」と鳴くのには、返事や挨拶、甘えなどの要望鳴きの複数の意味がありますが、いずれにせよ信頼する相手に対して発せられる鳴き声です。
・サイレントニャー
鳴き声を出すような仕草をしていて声が出ていないことをサイレントニャーと言います。これは人間に聞き取ることのできない周波数で鳴いているもので、飼い主さんを母猫のように信頼していて、甘えているときの鳴き声です。
3. わがやの場合
冒頭でお伝えしたように、るるちゃんはよく鳴きます。
ご飯がほしいとき、おもちゃで遊んでほしいときの要望鳴きでは、高めの「にゃーん」というとっても可愛い声で鳴きます。その要望が叶わないときは、不満げな「んー」という声で小さく鳴くこともあります。可愛い…///
そのほか、キャットタワーなどの高いところから上り下りするときに「にゃっ」と声が漏れることも。
これは掛け声のようなもので、人間でいえば「よいしょ」みたいなものだそうです。(まだ若いのにねえ…)
廊下をダッシュするときは「にゃーーん!」と鳴きながら走り回っていたり、わたしがくしゃみをすると「にゃーん!(うるさーい)」と訴えてきたりw、鳴き声でるるちゃんの気持ちやテンションがわかりやすいです。
また、テレビ台やキャットタワーのような、わたしたちの身長より高いところにるるちゃんがいるときに近づくと「カッ」というような声を出されることがあります。
そんなときは、運が悪ければ近づいた頭に猫パンチや噛みつき攻撃をくらうこともあります。これをされると「もしかして嫌われてるんじゃ…?」ととっても悲しくなるので、るるちゃんが高い位置にいるときは近寄らないようにしています。
くわばらくわばら。
この「カッ」について獣医さんに聞いてみたところ、威嚇の一種で、遊んでいる最中に興奮して威嚇してしまったパターンではないかとのこと。
病院では猫をかぶっているるるちゃんですので「こんなに大人しいのに、意外と気性が荒いところもあるんだね」と言われていました。先生、そっちが本性なんです!(涙)
ちなみに、子猫時代には飼い主への最愛のしるしであるサイレントニャーもよくしていました。
サイレントニャーの意味を知ったときは、嬉しさで悶え死ぬかと…!それが今や威嚇してくるるるちゃんですよ…(涙)立派なオス猫に成長したということにしておきましょうw
以上、本日は猫の鳴き声についてまとめてみました。
鳴き声の種類と意味を知ることで、愛猫の今の気持ちやテンションを知ることができて、より愛猫との暮らしを楽しむことができるのではないでしょうか^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!