猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週の猫学のお題は、「猫の撫で方」について。
「もしも猫と暮らしたら、一日中猫をなでなでして過ごすんだ…」ウットリ
猫との暮らしをそう夢見ていたわたし。
いざるるちゃんと暮らしてみると、奥深い撫でられポイントとタイミングがあることを知りました。
本日は、一般的に猫が撫でられて嬉しいと言われている場所とそうではない場所、タイミングについてまとめ、わがやのるるちゃんの事例をシェアしたいと思います。
1. 撫でられて嬉しい場所
基本的には、猫自身が舐めることのできないところ(=猫同士で舐め合うところ)を撫でられると喜びます。
・頭部
猫は体が柔らかく、体のすみずみを舐めてお手入れすることができますが、頭部はそれができません。
そのため、頭や顔まわりを触られると喜ぶ猫が多いです。
また、顔まわりにはニオイ(フェロモン)の分泌腺が集中しており、人や物に自分のニオイをこすりつけることでリラックスできるため、顔まわりはなでられるのが気持ち良い場所と考えられています。
・足の付け根
マッサージするようにさすると気持ち良さそうにする猫も多いです。
ただし、足先を掴まれるのは嫌がるため、マッサージの際は足先を掴まないように注意しましょう。
・背中
一番触りやすい背中。
しかし、実は猫によって好みが分かれる場所なんです。
毛づくろいで整えた毛並みが乱れるのを嫌う猫も多いため、背中を撫でるときは、毛並みに沿って優しく撫でるのがポイント。
・お尻(しっぽの付け根)
しっぽの付け根も、猫によって好みが分かれる場所。
顔まわりと同様にニオイの分泌腺がある部分です。
好きな子は、お尻を高く持ち上げて気持ち良さそうに催促してくるほど。
しっぽの付け根は神経が集まる敏感な場所のため、軽くトントンと叩いてあげましょう。
2. 撫でられたくない場所
「1. 撫でられて嬉しい場所」と逆に、猫同士で舐め合わないところや急所を触られるのを猫は嫌います。
・お腹
急所のため、触られるのを嫌う猫が多いです。
わたしたち人間にとっては飛びつきたくなるほど魅力的なもふもふですが、大切な愛猫のためにぐっと我慢。(ぐぬぬ…)
・足先、肉球
足を自由に動かせないと行動が制限されるため、猫は足先を触られるのを嫌がります。
肉球も、人間にとっては触りたくなるぷにぷにですが、我慢です。(でも…たまになら…いいですよねw?)
・しっぽ
しっぽには神経が集中しています。
敏感な場所のため、触られるのを嫌う場所です。
3. 撫でてほしいタイミング
猫を撫でるときは、猫が撫でてほしいタイミングにすると喜ばれます。
以下のようなアクションは、猫からの構ってほしいサインです。優しく撫でてあげましょう。
・猫が近くに寄ってきたとき
・じっと見つめてきたとき
・スリスリしてきたとき
4. 撫でられたくないタイミング
猫が何かに夢中になっているときや寝ているときは、自分の時間を大切にしたいため、触られるのを嫌がります。
以下のケースには、無理に触らずそっとしてあげましょう。
・寝ているとき
・ご飯中
・トイレ中
・毛づくろい中
・不機嫌なとき
・興奮しているとき
5.わがやの場合
わがやのるるちゃんは、腰からしっぽの付け根にかけてさすったりトントンされるのが一番気持ち良さそうです。
しっぽの付け根をトントンすると、「もっともっと!」とどんどん腰を高くあげていくので、最後にはそのままコロンと横になってしまうこともw
また、わたしは上手くないのですが、夫による顔まわりと耳の付け根のマッサージも好きなようで、とろけています。
ただし、るるちゃんの構ってタイムはとても短く限定的。
自分が構ってほしいとき以外は全力で嫌がり、スリスリしてきたときでも10秒もなでたら「触んな!」と怒られます(涙)
るるちゃんのなでなでタイミングは、おおむね一般的な傾向と同じですが、るるちゃんの場合はご飯中もなでなでOKです。
ご飯中にわたしが近づくと、こちらを見ておしりをあげて、おしりトントンをおねだりしたりします。
るるちゃんはご飯が大好きなので、ご飯タイムにテンションがあがるからでしょうか?
わがやでは、なでなでタイムにねこじゃすりを使うことも。
表面が猫の舌のようにザラザラしていて、猫同士のグルーミングのような撫でられ心地を愛猫に提供できる、ねこじゃすり。
るるちゃんは一人っ子なので、わたしたちがたくさんの愛情を注いではいますが、猫同士の触れ合いはさせてあげることができないので、ねこじゃすりでリラックスしてもらえたらと思い、購入しました。
以上、本日は猫の撫で方についてまとめました。
わがやの事例でお分かりのとおり、
撫でて喜ぶ場所やタイミングは猫それぞれの好みがあります。
愛猫さんの撫でられて嬉しい場所やタイミングを見つけて、ぜひ素敵な触れ合いタイムをお過ごしくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。