猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週の猫学のお題は、
「猫のしっぽの動きの意味」について。
猫は犬に比べると感情が分かりづらいなんて意見もありますが、そんな方はぜひ猫のしっぽの動きに注目してみてください!
実は、猫のしっぽはとっても感情表現が豊かで気持ちが分かりやすいんです。
わがやのるるちゃんのケースも合わせて、猫のしっぽの動きの意味をまとめてみました。
1. 楽しいとき、リラックスしているとき
・しっぽを垂直にピーンと立てる
猫同士の友好の挨拶。
相手に対して友好的な気持ちをあらわしています。
子猫が甘えたいときにしっぽをピンと立てながら母猫に近付く仕草の名残で、甘えたい、構ってほしいときにも見られる仕草です。
---るるメモ---
ご飯の準備を始めると、背中につくまでしっぽをピーンと立てて最大限の嬉しさを表現してくれます^^
・しっぽを大きくゆっくり左右に動かす
リラックスしていてご機嫌なときです。
のんびりしたいときでもあるので、構わずにそっとしておいてあげましょう。
・しっぽを座っている前足に巻きつける
すぐに動き出すことが難しいこの姿勢をとっているということは、とても安心している状態といえます。
・座ったまましっぽをゆっくりパタパタと上下に動かす
「次は何をしようかな?」と考えている状態です。
・しっぽをくねくねさせている
飼い主さんと遊びたくてワクワクしている時に見られます。
・しっぽの先をピクピクと動かす
獲物や何か気になるものを見つけて、好奇心が刺激されて興奮している状態です。
2. 怒っているとき
・しっぽの毛が逆立って膨らむ
威嚇、恐怖のサイン。
自分を大きく強く見せようと、身体中の毛を逆立てて威嚇しています。
また、びっくりしたときや怖いと感じているときにもしっぽが膨らむことがあります。
・しっぽを大きくバタバタと動かす
イライラしたり怒ったりしているサイン。
床にしっぽを叩きつけて大きく振っているときはとても不機嫌な状態です。
犬は嬉しいときにしっぽを振りますが、猫は全くの正反対の状態のため要注意!
なだめようと手を出すと攻撃される恐れがあります。そっとしてあげましょう。
---るるメモ---
しつこく触られたとき、抱っこされたとき、お腹がすいているときなどによく見られます。力強くしっぽで床をたたいて「バシバシッ」と音がします。
ちなみに、夫は懲りずに触り続けて激しく噛まれています!
・しっぽを山形に振る
緊張状態、臨戦体勢の状態です。
「これ以上近づくな」というサインです。
3. 元気がないとき
・しっぽがだらんと下がっている
飼い主さんに叱られてしょんぼりしているとき、狩りや遊びに失敗したときなどによく見られます。
また、体調不良のサインでもあります。
もしもいつもと様子が違うようであれば獣医さんに相談しましょう。
・しっぽを後ろ足の間に巻き込む
恐怖や怯えからくる萎縮状態。
なるべく体を小さくして、防御の体勢をし、相手に降参の気持ちを伝えようとしています。
---るるメモ---
動物病院では、必ずるるちゃんはしっぽを足の間に入れて縮こまっています。ちなみに、肉球にもたくさん汗をかいてしまいます。
可哀想ですが、家ではわがまま王子なるるちゃんが縮こまっているレアな姿が見られて、ちょっと複雑な飼い主心ですw
以上、本日は猫のしっぽの動きの意味についてまとめました。
わたしたち人間と猫は言葉での意思疎通は難しいですが、猫の行動の意味を理解して、お互いにストレスのない生活ができると良いですね^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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