猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週の猫学のお題は、
「愛猫の静電気対策」について。
この季節、愛猫をなでていてパチッとしたこと、ありませんか?
せっかくの愛猫とのリラックスタイム。
静電気なんかに邪魔されたくない!
ということで、本日は静電気の原因と対策をまとめ、最後に実際にわがやで行っている対策をシェアしたいと思います。
1. なぜ静電気が起こるのか?
愛猫に触れる時以外にも、衣服の着脱時やドアノブに触れた際にパチッと静電気が起こることがありますよね。
これは、接触や摩擦によって物質間で電気の移動が一気に起こるためなのだそうです。
空気が乾燥する冬は物質に溜まった電気が放出されにくく、静電気が発生しやすくなります。
2. 静電気対策
どうすれば静電気が発生しにくくなるのか?
3つにまとめてみました。
・乾燥対策をする
溜まった電気が放出されるよう、湿度管理が効果的です。
また、空気が乾燥すると感染症のウィルスも引き寄せやすくなります。
愛猫の健康管理のためにも冬は暖房器具による室温管理とともに、加湿器で湿度管理ができると良いですね。
ちなみに、愛猫に触れる飼い主さん自身の手の保湿も行うと良いそうです。
・静電気が起こりづらい素材を選ぶ
材質によってプラス電気 or マイナス電気に偏りやすいという性質があり、
プラスに偏りやすいものとマイナスに偏りやすいものが接触すると電気移動による静電気が発生しやすくなるそうです。
そのため、猫の被毛や人間の髪の毛と同じ性質(プラスに帯電しやすい材質)の物を身の回りに取り入れると、静電気防止に効果的です。
たとえば、猫の被毛や人間の髪の毛はプラスを溜めやすいそうなので、ポリエステルは避けて、ナイロンや綿素材を選ぶなどなど。
・静電気防止グッズを取り入れる
今お持ちの衣服や猫グッズの静電気をおさえるには、柔軟剤や静電気防止スプレーによる対策が可能です。
そのほか、ショッピングサイトを見てみたところ、静電気防止効果のある首輪、ブラシ、静電気防止加工を施したベッドなんかもありました。
3. わがやの静電気対策
冬になるとケージでお昼寝することが多いるるちゃん。
ポリエステルのブランケットの上でゴロゴロしたるるちゃんが、スチール製のケージやわたしに触れてパチッと静電気が起こることが昨年の冬によくありました。
そのため、ブランケットの上に綿100%のバスタオルを敷いて対策をしてみたところ、それ以来まったく静電気が発生しなくなりました。
ちなみに、今冬は一度も静電気を感じていません。
わたしは肌が弱くて化学繊維の衣類は肌がかゆくなることもあり、綿素材の衣服を着ることが多いことも関係しているのかも?
体の肌荒れに悩まれている愛猫家の方、綿素材のお洋服おすすめですよ。
昨年購入した無印良品のコットン100%のニットを紹介したかったのですが、出たがりなるるちゃんがお邪魔を…w
また、感染症予防のためにも、今の季節は加湿器が欠かせません。
地元(青森県)に住んでいた頃は、暖房はエアコンではなく石油ストーブが主流なこともあり、乾燥対策はほぼしていなかったのですが、関東ではエアコンが主流なので加湿器がないとすごく乾燥しますよね。
加湿器のおかげで、20%台だった湿度が+10-15%アップすることも。
以上、本日は愛猫の静電気対策についてシェアさせていただきました。
すべての猫さんが暖かくて快適な冬を過ごせますように。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。