猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週の猫学のお題は、
「猫の視力はどれくらい?」について。
気がつくと、遠くから愛猫に見つめられていた…なんて嬉しい経験、愛猫家さんならあるのではないでしょうか。
キラキラ大きな瞳で、さぞかし猫は視力に優れているだろうと思われるかもしれませんが、実際猫の視力はどれくらいなのでしょうか?
猫の視力はどれくらい?
意外にも猫の視力は悪く、
人間の視力の10分の1ほどしかないそうです。
視力にすると、0.1-0.2程度。
距離が近ければある程度見えるけれど、遠くのものはぼんやりとしか見えていない近視なんだそうです。
ですが、もともと猫は獲物を捉えるハンターですよね。
どうやって近視の視界で獲物を捕獲しているのでしょうか?
視力は悪いけれど、動体視力に優れている
視力が悪い一方で、
猫は動体視力に優れており、俊敏な動きの小動物を見失うことなく狙うことができます。
逆に、動いていない獲物や対象物の認識が猫には難しいそうで、獲物の動きが止まると一瞬見失うこともあるんだとか。
ふむふむ。
それでは、止まっている飼い主を遠くからじっと見つめている場合、猫は飼い主と認識できているのでしょうか?
視力を補う聴覚と嗅覚
猫は、形状や動きなどの視覚情報のほか、
優れた聴覚と嗅覚を使って音やニオイなどから総合的に判断しているそうです。
特に、慣れたおうちと飼い主さんであれば、遠くからでも正しく認識できるのかもしれないですね。
そういえば、
わたしが参加している保護猫団体のシェルターに全盲の猫さんがいるのですが、
まるで見えているかのようにキャットタワーに登ったりおもちゃを追いかけたりしています。
物の位置は覚えているようですし、視覚情報がない分嗅覚を研ぎ澄ましているためか、ご飯にはすぐに駆けつけるとても食いしん坊な子ですw
おまけ
わがやの愛猫るるちゃんは、わたしたち夫婦でもわたしと夫で態度が違いますw
わたしにはまだ優しい対応をしてくれますが、夫には結構厳しい対応。
夫のことは
「ご飯をくれる人」
「遊び仲間」
と認識しているためか?
夫に対しては要求鳴きも激しく、足にとびついてきたりします。(わたしにもしてきますが、夫ほどひどくない)
少し距離があってもこの態度の差が見られますので、
視力ではっきり見分けるというよりも、わたしたちの仕草や声のトーン、また日々の行動パターンなんかを学習した上で区別して態度を変えているのかもしれませんね。
猫さん、かしこい!
以上、本日は猫の視力についてまとめてみました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!