猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週の猫学のお題は、
「寒い季節の猫の飲水量」について。
ずばり質問です。
寒くなってから愛猫の飲水量が減っていませんか?
ちなみに、わがやのるるちゃんは飲水量が減ったと感じています。
今回は、飲水量についてかかりつけの獣医さんに相談した際にいただいたアドバイスと、実際にわがやで取り組んでいる飲水量を増やす方法をシェアしたいと思います!
1. 寒い時期に飲水量が減る理由
「水が冷たくて嫌」
「水飲み場までの移動が寒い」
などの複数の理由が考えられるそうです。
2. 飲水量が減るとダメなのか?
そもそもなぜ飲水量が減るといけないのでしょうか?
かかりつけの獣医さんのお話では、
冬になってから腎臓を悪くして病院を訪れる猫さんが増えているようです。
適量の水分補給によって猫がかかりやすい腎臓病予防につながるとのこと。
ちなみに、お水の飲み過ぎやおしっこが量が多すぎても良くないそうで、すでに腎臓機能が衰えていてたくさんの水分を欲している可能性があるそうです。
3. 飲水量を増やす方法
では、どうやって飲水量を増やすのか?
獣医さんからアドバイスいただいた方法をまとめます。
・水飲み場を増やす
水を飲める機会を物理的に増やすことで、飲水量増加が期待できます。
・自動給水器を導入する
流れる水に興味を持って飲水量が増える猫もいるそうです。
・飲み口の広い器に替える
猫にとって、ひげがあたらない器が飲みやすいそう。
・ぬるま湯を用意する
冷たい水を嫌がる猫に効果的。
・ウェットフードを導入する
カリカリ(=ドライフード)よりも水分量が多く、食事で水分の摂取が可能。
4. わがやの導入例
上のアドバイスから、わがやでは
「1. 水飲み場を増やす」
「5. ウェットフードを導入する」
を取り入れました。
「2. 自動給水器を導入する」
「3. 飲み口の広い器に替える」
「4. ぬるま湯を用意する」
に関しては、2と3は以前から導入済、4のぬるま湯は時間がたつと冷めてしまうので効果は一時的と考え、今回は取り入れず。
その結果はこちら。
・効果あり:水飲み場を増やす
冬になってから過ごす時間が増えた寝室に、新たに水飲み場を設置。
見慣れないところにあるから使ってくれないかなと心配でしたが、寝室でお水を飲んでいるところを無事に見ることができました!
ちなみに、新たに1箇所増やしたことで、3LDKのわがやでは全部で4箇所の水飲み場があります。
・効果あり:ウェットフードを導入する
一日4食のうち、1食をウェットフードに置き換えました。
水分の摂取量が増え、ドライフードと同じカロリーでも質量が多く満腹感を得られるウェットフードにダイエット中のるるちゃんの満足度も高く、一石二鳥で効果的!
以上、今回は、寒い季節の猫の水飲みについてまとめてみました。
みなさまはどんな方法で猫ちゃんの健康を維持していますか?
それぞれの猫ちゃんに合った方法で冬を元気に乗り切っていきたいですね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。