猫に関する病気、お悩みを取り上げてわがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週は「猫の瞬膜」について。
猫さんのお昼寝中、半目になって白目が見えていて、ちょっとおまぬけな顔をしているときありますよねw
実は、それは「白目」ではなく「瞬膜」だということをご存知でしょうか?
瞬膜とは
瞬膜とは、第三のまぶた(第三眼瞼)と呼ばれる白い膜のことです。
普段はまぶたの下にしまわれている瞬膜ですが、まばたきをしたときや眠いときに見えることがあります。
わたしたち人間にはなじみのない第三のまぶたである瞬膜にはどんな役割があるのでしょう?
瞬膜の役割
瞬膜には、外部の刺激や乾燥から目を保護する働きがあります。
目の中のゴミをワイパーのように取り払ったり、「瞬膜腺」という涙を作る器官で涙が作られたりしているそうです。
ちなみに、瞬膜は猫さんだけではなく、犬や、鳥類、爬虫類、両生類、一部の魚類にもあるそうです。
瞬膜が出るケース
通常はまぶたの下にしまわれている瞬膜ですが、寝ているときや眠たいときなど、リラックスしたときに見られることもあります。
起きて元に戻るのであれば心配ありませんが、元に戻らなかったり腫れや赤みが見られる場合には病気の可能性も。
もしも気になる症状が見られた場合には早めに獣医さんに相談できると良いですね。
おまけ:本当の猫の白目とは?
白目が瞬膜だとしたら、猫には白目部分がないのでしょうか?
実は、わたしたち人間と同じように、虹彩(猫によってブルーだったりゴールドだったりする色がついている部分)の周りに白目があるのですが、正面からはよく見えない構造になっていて、目の位置や動きが天敵に悟られないようになっているんだとか。
さすがはハンターさんですね!
以上、本日は猫の瞬膜についてシェアさせていただきました。
大好きな猫さんの知らなかったことを知れるとなんだか嬉しい気持ちになりますね^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!