るるもな。

アラフォー夫婦、はじめての猫暮らし始めました。

【猫学】猫に歯磨きは必要か?毎日歯磨きしているわがやの方法をご紹介。

歯磨きをしているるるちゃん1

猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。

今週の猫学のお題は、「猫の歯磨き」です。

歯磨き、爪切り、お風呂。
難易度の高い猫のお世話トップ3ですね。

ちなみに、わがやのるるちゃんは歯磨きできる子!

子猫の頃から歯茎に炎症がでやすかったるるちゃん。
その対策として、歯磨きを始めたのがきっかけです。

そもそも歯磨きって必要?
どうやって歯磨きすればいいか分からない
すごく嫌がります…
などなど、歯磨きに関するアレコレについて書いていきたいと思います。

1. 猫に歯磨きは必要か?

首をかしげるるるちゃん

必要です。

わたしは現在、東京猫医療センターの服部幸先生のセミナーを受講しており、服部先生もかかりつけの獣医さんも必要とおっしゃっていました。

知り合いの猫ちゃんで「うちの猫は歯磨きしなくても獣医さんから褒められるほど歯がキレイなんだよ」という方がいました。

個体差でしょうか、なんともうらやましい‥!
そういう場合は、無理に歯磨きする必要はないかもしれません。

2. なぜ必要なのか?その理由

歯が丸見えのるるちゃん

獣医さんから教えていただいた理由は以下のとおり。

  • 食べかすが約1週間で歯石に変わってしまう
  • 歯石は家では対処できず、病院で歯石取りの必要あり
  • 歯石にはおびただしい数の細菌が存在
  • 弱った歯や歯茎から細菌が侵入し、猫がかかりやすい腎臓の病気のリスクが高まる

歯磨きによって歯石を予防して、病気も予防できるということですね。

3. 歯磨きのやり方

るるちゃんの歯磨きセット

るるちゃんの歯磨きセット

わがやの歯磨きのやり方をシェアします。

まずは、「歯磨き」という行為自体を段階的に慣れさせる必要があります。

いきなり歯ブラシを口に突っ込んでしまったら、ビックリして全速力で逃げ去る猫の姿が容易に想像できますからね!

  1. ぬるま湯をつけたコットンで口に触れる
  2. 1のコットンで歯に触れる(前歯が難易度低)
  3. 1のコットンで歯をこする
  4. 1〜3のフローを歯ブラシで始める

この方法で歯ブラシと歯磨きに慣れてもらいます。
焦りは禁物。毎日少しずつ段階を踏んでいきましょう。

次に、いざ歯磨きのやり方です。
「この方法がやりやすいよ」と獣医さんから教えていただいた方法がこちら。

  1. 猫のリラックスした状態を狙う(寝起きなど)
  2. 猫の背後に座る
  3. 片方の手で猫のアゴを押さえて、顔を少し上向きにする
  4. その手で同時に猫の口角を上げて、口が閉じたままで歯茎が見える状態にする
  5. もう片方の手で歯ブラシを持つ
  6. 口が閉じている状態で歯磨きをする

ポイントは、二つ。
猫の背後をとることと、猫の口を閉じたままで歯磨きすること

Point1. 猫の背後をとる

歯磨きをしているるるちゃん1

爪切りと同様、正面から臨むと後退りで逃げられてしまいます。
しれっと逃げ場をなくしましょう!

わがやでは、18時のご飯の後にお昼寝をして、22時のご飯の準備で1時間前くらいから起きてくるため、その寝起きタイムを狙います。

寝ぼけているるるちゃんを背後からそっとふとももの間に挟み、歯磨き開始!

Point2. 猫の口を閉じたままで歯磨きをする

歯磨きをしているるるちゃん2

口を開けての歯磨きは、猫が口を開けることに抵抗したり、もし口が開いても手や歯ブラシを噛まれたりすることがあるとのこと。

口を閉じた状態で、せめて歯石がつきやすい上の奥歯だけを磨く気持ちで臨むと良いと教えていただきました。

どうしても猫が嫌がってできません;;

そういう場合は、飲料水に混ぜるだけで効果がある歯磨き商品や歯磨きおやつもありますので、そちらを検討するのも良いかもしれませんね。

好きなフードのスープを歯ブラシに含ませて歯磨きする方法も、猫が嫌がらずにできる方法だそうです。

ちなみに、わがやでは歯に塗るだけの歯磨きジェルを使用。酵素で口内環境を整える効果があります。

まずは、なめてもらうところから始めようと購入したものを使い続けており、今では歯ブラシでシャカシャカと食べカスを掻き出した後、この歯磨きジェルを歯に塗っています。

なくなったら通常の歯磨き粉に切り替える予定。

2020/6/7追記:
別の歯磨き粉を探しましたが、今使用中の歯磨きジェルの成分が良さそうでしたので、引き続き同じ歯磨きジェルを使っています。

歯磨きは、順応性の高い子猫の頃から慣れさせておくと、のちのち苦労せずに済むそうです。
特に子猫ちゃんと暮らしている方は、早めの導入を検討してみてくださいね。

以上、本日は猫の歯磨きについてでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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