アニメーション作品「泣きたい私は猫をかぶる」。
6/18からNetflixで独占配信されています。
劇場上映かと思っていたのですが、新型コロナウィルスの影響でNetflixによる配信になったようです。
緊急事態宣言が解除されたとはいっても、まだ油断のできない状況ですので、まったりと家で映画を見られるのは嬉しいですね。
ストーリー
まとめるとこんな感じのストーリーです。
ある夏祭りの夜、主人公ムゲは、猫になることができるお面をお面屋からもらい、猫になって想いを寄せるクラスメイトの日之出の家に通う。
「人間」のときには距離を取られてしまうが、「猫」のときには日之出に近づくことができ、また猫でいれば周囲との人間関係に悩むことがない自由さを知るムゲ。
ある日、再び現れたお面屋から、猫の「顔」と人間としてのムゲの「顔」を交換し、猫として生きるよう迫られる。
※公式サイトより
感想
ご注意!一部ネタバレ含みます。
わたしの場合、ありえる話であろうとぶっ飛んだ話であろうと、キャラクターに感情移入できる作品をいい作品と判断する傾向があります。
この作品の場合、残念ながら主人公ムゲには感情移入することができませんでした…
自由気ままな猫の生き様が好きだという猫好きの方であれば、「猫になる」というのは夢のようなお話ですよね。わたしも何度猫になりたいと願ったことでしょう!(現在進行形)
主人公ムゲは、「猫が好き」「猫のように生きたい」とか猫へのリスペクトからではなく、「人間関係から逃げたい」というネガティブな動機で猫になっているように見えたことから、なんだかなあ…と。せっかくのチャンスがもったいないなぁ…。
飼い主カオルと一緒の時間を生きたいと願って人間になる猫きなこは、良かったです!るるちゃんもそう思っていてくれたらと思うと、、ぐっときます。
でも、るるちゃんが人間になって一緒に人間社会を暮らすよりは、わたしが猫になって、るるちゃんと一緒の時間を生きたいかな。るるちゃんとペロペロ毛づくろいしあったり、一緒にじゃれついて遊んだり、くっついてお昼寝したり。はぁ、甘美です…。
…なんてことを「泣きたい私は猫をかぶる」を見て考えた、飼い主じゃんなのでした。