猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週の猫学のお題は、「猫の歯の生え変わり」について。
1. 乳歯から永久歯への生え変わり
人間と同じように、猫も乳歯から永久歯に生え変わるということをご存知でしょうか?
生後3週頃から乳歯が生え始め、生後約3~6ヶ月で乳歯が抜けて永久歯に生え変わります。
「子猫の頃から一緒に暮らしているけれど、抜けた乳歯なんて見たことないよ」という方も中にはいらっしゃるようです。
生え変わりで抜けた乳歯は一体どこにいくのでしょうか?
2. 生え変わりで抜けた乳歯は一体どこに?
実は、抜けた乳歯はそのまま猫が飲み込んでしまうことが多いのだそうです。
飲み込んだ乳歯はうんちと混ざって排出されるとのこと。
そのため、もしも抜けた乳歯を見つけることができたら非常にラッキーですね!
ちなみに、猫の乳歯は全部で26本。
(切歯が12本、犬歯4本、臼歯10本)
まだ乳歯の生えている子猫と一緒に暮らしている方は、床や食器の中などをよく見てみると見つかるかもしれませんよ^^
3. 歯の生え変わりについての注意点
歯の生え変わりの時期に気をつけたいことを3つにまとめました。
・おもちゃや人に噛みつく
歯の生え変わりによる歯茎のむず痒さから、おもちゃや飼い主さんを噛むことが多くなります。
噛んでも良い柔らかいおもちゃを与えるようにしましょう。
・歯茎から出血がある
乳歯が抜けた部分から出血が見られることがあります。
もしも血が止まらない場合には獣医さんに相談しましょう。
・口臭がする
乳歯と永久歯の間に食べ物が挟まりやすくなり、口臭が強くなることがあります。
また、歯の生え変わりの時期には歯肉炎も起こしやすいため、この頃からデンタルケアを始めると、成猫になってからも歯磨きへの抵抗が少なくなります。
4. 愛猫るるちゃんの乳歯物語
こちらがわたしの宝物、
るるちゃんの抜けた3本の乳歯(臼歯)です。
幸運にも、たまたま床に落ちているのを見つけることができました。
実は、一度犬歯(キバ)の乳歯も見つけたんです!
大変レアな、4本しかないうちの1本を。
それなのに、わたし本当にドジっ子で…涙
すごく嬉しくて拾った犬歯を手に持ってうっとりと眺めていたところ(すみません気持ち悪いですね)、手が滑って床に落としてなくしちゃったのです…
すぐにあたりを探したのですが、何度探しても見つからず。
ちょうど真下にるるちゃんがいましたので、ぱくっとしちゃったのかも…号泣
もしも乳歯を拾えた幸運な方は、安全な場所でよく観察しましょう!
そのほか、るるちゃんが歯の生え変わりの頃のエピソードをシェアしますと。
やはりるるちゃんも何でも噛みたがりました。
わたしたちやおもちゃ、家具などなど。
そんなるるちゃんへ、カミカミできるおもちゃを用意しましたが、残念ながらおもちゃはあまり噛むことがなかったですw
わたしたちのことはよく噛むのですがねえ…涙
出血は特に見られず。
もしかしたら出血していたのかもしれませんが、わたしたちが目視できるほどではなかったのかもしれません。
口内環境については、やや歯肉炎が見られました。
そのため、わがやではこの頃から歯磨きにチャレンジ。
早い段階から歯磨きを始められたことで、今では毎日歯磨きができています。
子猫の飼い主さんも、ぜひ今のうちにチャレンジされると良いですよ!
以上、本日は猫の歯の生え変わりについてまとめました。
特に、初めての猫暮らしを始められる方や、子猫の飼い主さんに参考になりましたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!