猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週の猫学のお題は、「猫舌」について。
「フードを温めると食いつきが良くなる」
「冬はぬるま湯を与えると飲水量が増える」
と聞いたことがある愛猫家さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、猫って猫舌ですよね?
「猫舌」と言うくらいですし。
どのくらいの温度であれば猫は飲食可能なのでしょうか?
今回は、猫はどれくらいの猫舌なのか?そもそも猫は本当に猫舌なのか?について調べてみました。
1. 猫にとっての食事の適温は?
猫にとって食べやすい温度は、30-40度だそうです。
これは、獲物である小動物(ねずみや鳥)の体温と同じくらいの温かさで、これより熱いと食べようとしない猫が多いとのこと。
2. 猫は本当に猫舌なの?
そもそも自然界においては、捕獲した獲物の体温以上の食べ物は存在しないため、わたしたちを含めた獲物を捕食する動物は熱い食べ物が苦手なんだそうです。
ただ、中には熱い食べ物にも口をつける猫もいるそうで、全ての猫が猫舌というわけではないとのこと。
なるほど、わたしたち人間の中にも熱いものが平気な人とそうではない人がいるのと同じですね。
3. 「猫舌」ではなく「猫鼻」?
ちなみに、猫は舌ではなく鼻で食べ物の温度を感じ取っているという説も見つけました。
正しくは「猫舌」ではなく「猫鼻」なのかも?
「フードを温めると香りがして食いつきが良くなる」というのも、実は香りだけではなくて、温度も感じ取っているのかもしれませんね。
4. わがやの事例:愛猫るるちゃんは温かさを気にしていない?
直近のブログを見ていただいている方はご存知かと思いますが、
るるちゃんのうんちのペースに心配があり、最近は便秘予防のためにカリカリにぬるま湯をまぜてあげています。
足しているお湯は、ちょうど30-40度くらいです。
「猫舌という言葉があるくらいだから、もしかして30-40度でも猫にとっては熱いと感じるのかしら?」と疑問に思っていたのですが、適温とのことで安心しました。
ちなみに、なぜ水ではなくぬるま湯なのかというと、
あまりたくさん冷たいお水をとったら体温が下がってしまうのでは?と考えてのこと。
冷えは万病の元と言いますしね。
ただ、るるちゃんは基本食いしん坊なので、
フードに関しては温かくても常温でもガツガツ食べますし、
夜ご飯係の夫はカリカリ+お水をあげているようですが、この場合も気にせずお水を飲み干しているようなので、るるちゃんにとってはあまりフードや水の温度の好みはないのかなあと思っています。
以上、本日は猫の猫舌についてまとめてみました。
もしもフードへの食いつきが悪くて困っている愛猫家さんがいらっしゃいましたら、今回の記事が少しでもお役に立ちましたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!