猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週の猫学のお題は、
「保護猫ボランティアの活動内容」について。
猫好きな方の中には、
「困っている猫さんを助けたい」
「保護猫活動をしてみたい」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
わたしは現在、都内の保護猫団体でボランティア活動をしています。
これから保護猫ボランティアを始めたいと考えている方の参考になればと思い、今回はわたしの体験をシェアさせていただこうと思います。
1. まず、「保護猫活動」とは?
保護猫活動とは、
「飼い主のいない猫さんや保護が必要な猫さんの命を守ることを目的とした活動」
とわたしは考えます。
(「考えます」という表現をしたのは、保護猫団体によって活動の内容は範囲が違うためです)
活動の主な内容としては、地域猫活動、猫の保護、猫の譲渡があります。
・地域猫活動
飼い主さんのいない猫さん(いわゆる野良猫)の食事や排泄の管理、過剰な繁殖を防止するための去勢・避妊手術(TNR)をします。
ちなみに、去勢・避妊手術済みの猫さんは耳がV字カットされており、その耳の形から「さくら猫」と呼ばれます。
・猫の保護
怪我や病気、虐待などで外で暮らしていくのが難しいと思われる猫さん、多頭飼育崩壊、保健所や愛護センターに収容された猫さんなどを保護する活動です。
・猫の譲渡
保護した猫さんを新しい飼い主さんへ譲渡する活動です。
治療や手術が必要な猫さんには治療を施し、人馴れしていない猫さんには徐々に人馴れしていけるよう距離を縮め、里親さんを探します。
2. 保護猫ボランティアができること
前述のとおり、団体によってボランティアさんに任せていることも異なってきますが、
主に、シェルターで保護した猫さんのお世話、子猫のお世話(ミルクボランティア)、猫さんを自宅で預かる(預かりボランティア)などがあります。
そのほか、サイト運営、SNS活動、譲渡会やチャリティ商品の企画など、団体によって活動内容は多岐にわたります。
3. わたしが体験したこと
わたしは、二年前から都内の保護猫団体でボランティアをしています。
現在の主な活動は団体のブログ執筆で、以前はシェルターでの活動をしていました。
また、消耗品を支援物資として送ったりもしています。
シェルターでは、基本的な猫さんのお世話(食事、掃除)がメインで、怪我や病気の猫さんには投薬をしたり、人馴れしていない猫さんにおやつ片手に近づいて仲良し作戦をしたり。
やることはたくさんあり、すぐに時間がすぎていきました(汗)
直接猫さんと触れ合いたい、猫さんのお世話をしたいという方には、シェルターでの活動が良いと思います。
おうちに猫さんがいる方は、シェルターの猫さんのニオイがついてヤキモチ焼かれちゃうかもしれませんしw、感染症のウイルスや菌を運んでしまう可能性もあるので、消毒や手洗い、着替えが必要です。
また、公式サイト、ブログ、TwitterなどのSNSを活用している団体が多いと思いますので、得意な方はわたしのようにブログを書くことでの活動支援もできるかと思います。
「何か活動はしたいのだけれど、新型コロナウィルスが心配…」
そういう方は、保護猫団体へ支援物資や寄付を送ったりすることでも支援につながります。
Amazonの買い物リストなどで必要なものをシェアしている団体もありますし、
わたしの参加している団体では、大きなカリカリの袋やトイレシートなどを自転車で買いに行っていましたから、その負担を減らしたいなと考えて大きなもの、重いものをネットで購入して送り先をシェルターの住所にして送ったりしていました。
以上、本日は保護猫活動の内容についてシェアさせていただきました。
保護猫活動がより普及して、保護猫さんの幸せにつながりましたら嬉しいです^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!