猫に関する病気、お悩みを取り上げて
わがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週の猫学のお題は、
「猫のお風呂の入れ方」です。
なんと、本日初めてるるちゃんをお風呂に入れました!
事前に見た経験談や動画ですごく暴れる子もいたので、「きっとお風呂場がわたしの血の海となるのね…」と相当の覚悟で臨みました。
その顛末やいかに?
るるちゃんをお風呂に入れるためにわたしが用意したもの、手順などをシェアしていきたいと思います。
1. 前準備
安全のため、お風呂の前に必要なことがあります。
それは、爪切り・ブラッシング・耳掃除。
・爪切り
飼い主さんへのケガ防止のため。
・ブラッシング
シャンプーでたくさんの抜け毛が出て、排水溝が詰まるのを防止するため。
・耳掃除
耳が汚れたままだと、お風呂でふやけた耳垢が奥に入りこんで中耳炎などの病気につながる可能性があるとのこと。
2. お風呂グッズ
今回わたしが用意したお風呂グッズがこちら。
・お風呂場に用意したもの
- 猫用シャンプー
- 洗面器
- バスタオル…1枚
シャンプーの泡で体を洗うため、事前に洗面器にシャンプーの泡を作っておきました。
シャンプー後すぐタオルドライできるよう、バスタオルを1枚お風呂場にスタンバイ。
ちなみに、シャンプーは無香性のものをチョイス。
・洗面所に用意したもの
- バスタオル…1枚
- コットン…1枚
- ブラシ
- ドライヤー
お風呂場でタオルドライしたあと、再度乾いたタオルで体を拭くために、洗面所にもう1枚バスタオルを用意。
コットンは、シャンプーができない顔まわりを拭くため。
ドライヤーもすぐにできるよう、コンセントに差してスタンバイしておきました。
・自分用に用意したもの
- ハンドタオル…1枚
- ラッシュガードセット
自分も濡れる想定で、ラッシュガードを着用。(案の定、普通に濡れましたw)
爪でひっかかれたり噛まれたりするかもしれないので、長袖&くるぶし丈のラッシュガードです。
3. お風呂の手順
爪切り&ブラッシング&耳掃除完了!
使うものリストの準備完了!いざ、お風呂の開始です。
・シャワーで体を濡らす
お湯の温度は35度に設定。
水圧は弱めで、下半身から上半身へと向かって濡らしていきます。
猫は濡れるのが苦手なので、いきなり上半身ではなく、下半身から濡らしていく方が怖がりにくいとのことです。
顔まわりはお風呂上がりに拭くため、濡らさず、耳に水が入らないように注意します。
初めはにゃーにゃーと鳴いて、濡れるのを嫌がったるるちゃん。
自らお膝に乗ってきて、その後は静かで大人しくしてくれました。
わたしのお膝の上で安心しちゃうなんて…るるちゃん、なんてかわいいんだ…キュン
・シャンプーの泡で体を洗う
泡を体に乗せていきます。
体を洗う際はゴシゴシ洗うのではなく、泡で優しくなでます。
洗う順番は、汚れが少ない背中→お腹→手足→おしりまわり。
おしりまわりは汚れやすいため、念入りに洗います。
・シャワーで泡を流す
泡が残らないようしっかり流します。
おしりやお腹まわりは泡が残りやすいそうです。念入りに流します。
流し終えたら、手で体をなでるようにして水を切ります。
・タオルドライ
お風呂場で一度、洗面所でもう一度タオルドライします。
ゴシゴシするのではなく、タオルで体をおさえるようにして、体についた水分を吸収させます。
・顔まわりの拭き取り
お湯をつけたコットンで顔まわりをふきます。
・ブラッシング&ドライヤー
ブラッシングをしながらドライヤーをかけます。
ドライヤーは弱い風で。
加えて、わがやはスカルプモードで乾かしました。(通常モードより低温だそうです)
シャワー&シャンプーはあまり嫌がりませんでしたが、るるちゃんはドライヤーが一番苦手なようでした。
なんとかドライヤーから逃げようと、洗面所のすみっこに入ろうと必死でしたw
今日は暖かいので、8割ほど乾かして完了としました。
るるちゃん、お疲れ様!
4. お風呂を終えて
流血覚悟で臨みましたが、びっくりするほど大人しかったるるちゃん。(ホッ)
思えば、るるちゃんは基本ビビリなのでした!
家では強気でしっぽが常に上向きなるるちゃんですが、動物病院ではしっぽが元気なく後ろ脚の間にはさまって、別猫のように大人しくなるんです。
お風呂でも同じように、しっぽがしっかり後ろ脚の間にはさまってましたw
最後に、お風呂後の心配がひとつ。
お風呂後、しばらくすると「ケホッケホッ」とえずくような行動が見られました。
何度かえずくものの、嘔吐はなし。
調べてみると、お風呂の後はいつもより毛づくろいの回数が増えて、お腹に毛玉がたまり、お風呂の当日や次の日に毛玉を吐く子もいるようです。
るるちゃんも、半乾きで完了したこともあって、お風呂上がりは頻繁にペロペロと毛づくろいをしていたためかもしれません。
その後は元気に走り回っていたので、大事には至らないかと思いますが、明日も気をつけてみます。
そんなわけで、初めてのお風呂は無事終わりました!
今回の記事が、わたしたちのように初めてのお風呂を予定されている方や、お風呂のやり方で悩んでいる方の参考になりましたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。