猫に関する病気、お悩みを取り上げてわがやの実体験をシェアしていく企画、【猫学】。
今週は『猫のごめん寝』について。
猫さんがまるで
ごめんね
と謝っているように見えることからそう呼ばれる、うつ伏せで顔を下に向けて眠る寝姿。
通称『ごめん寝』。
最近、わがやの愛猫るるちゃんのごめん寝がよく見られるようになり、なぜごめん寝をするのか気になったので調べてみました。
理由1:光が眩しい説
猫さんは暗闇で物を見るのが得意です。
猫さんには、網膜の後ろに「タペラム」という反射板があり、これによってわずかな光でもキャッチすることができるため、人間が暗いと感じる場所でも物を見ることができるんだそうです。
また、猫さんは動体視力が優れていますので、猫さんにとって蛍光灯は高速でチカチカと点滅しているように見えているとも言われています。
そのため、お部屋の光が眩しく感じたり、蛍光灯がチカチカ点滅しているように見えたりするので、目を覆っているのでは?と考えられているようです。
理由2:音がうるさい説
猫さんは聴力が非常に優れており、その能力は人間の4倍以上もあるんだとか。
うつ伏せになることで、耳が真下を向いて音が遮断されやすくなるため、ごめん寝は「うるさいよ」という猫からの不満のサインなのでは?とも言われています。
理由3:座ったまま寝落ちしてしまった説
猫さんがリラックスしているときに見られる、前足を胸の下に折りたたんで座る『香箱座り』。
香箱座りをしたまま寝落ちをしてしまったのが、ごめん寝なのでは?という説も見られました。
わたしたち人間にとっては体が痛くなりそうな体勢でも、体が柔らかく、狭い場所を好む猫さんにとって、前足に顔をぎゅっとうずめるごめん寝は安心する姿勢なのかもしれませんね。
理由4:脳の病気によるもの説
ごめん寝と似た症状で、長時間壁や柱に頭をつける症状を『ヘッドプレッシング』と言い、脳の病気のサインである可能性もあるそうです。
脳の病気が原因である場合は、部屋の隅でじっとして動かない、壁をずっと見つめている、床に頭を擦り付ける、同じ場所ばかり歩くなどの行動も見られるとのこと。
愛猫さんをよく観察して異変を感じた場合は、念のため動物病院にご相談されることをおすすめします。
るるちゃんのごめん寝の理由を考察してみた
るるちゃんのごめん寝がよく見られるのは、明るいリビングと、比較的暗めなリビングの隣にあるケージの中。
一番怖いのはヘッドプレッシングですが、ごめん寝以外の症状は特に見られません。
(念のため引き続きよく観察します)
もしや…
先日のお部屋の配置換えで、るるちゃんのケージがあるお部屋が夫の仕事部屋になったため、以前より光や音が気になるようになったのかしら?
そういえば、わたしと夫がいるリビングや仕事部屋ではなく、静かな寝室で日中のお昼寝をすることも最近増えたような。
新型コロナ流行から、夫婦ともに在宅勤務になり、毎日ほぼ一日中家に人がいるわがや。
るるちゃんが睡眠の質に不満を感じている可能性も考えられるので、せめてわたしたちがいないお部屋では快適に過ごせるようになど、家全体でるるちゃんの住環境を整えてあげないと!
るるちゃんのごめん寝は、わたしたちのごめんねなのでした。
るるちゃんごめんね。
るるちゃんの睡眠の質が上がるようにがんばるね!
以上、本日はごめん寝をする理由についてシェアさせていただきました。
今回の記事が少しでも愛猫家のみなさまの参考になりましたら嬉しいです^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。