みなさまこんばんは。
愛猫とイチャイチャして猫ゲーして猫が登場する本を読んで、頭の中が猫さんだらけの飼い主のじゃんです。
猫まみれで幸せです…。
ということで、本日は最近読み終えた猫本についてのレビューをしたいと思います。
あさのあつこさんの『にゃん!』
こちらの『にゃん!』は、タイトルからもお分かりのとおり、猫さんが登場する時代小説。
主人公のお糸が奉公に出ることになったお屋敷の正室の珠子が実は猫で、そのお屋敷で巻き起こるお家騒動がメインのお話になります。
あさのあつこさんといえば、『バッテリー』『No.6』など児童文学で有名ですね。そのためか、基本的にはすらすらと読みやすい文章でした。が…。
中盤から読み進めるのが大変に。
文章や表現はわかりやすいのですが、物語中盤に珠子の父親が出てきてから会話が多くなって一気に読みづらくなります(汗)
この父猫が、外国を行き来するワールドワイドな猫さんの設定なのですが、会話の中で「わんだふる」とか「ふーりっしゅ」とかひらがな読みの英単語がしつこく何度も登場して読みづらく感じました。
そのあとも赤ちゃん言葉や「にゃん」を語尾につける会話などがしつこく続いて、さすがにきつかったです><
(Amazonのレビューでも同様のことが指摘されている様子)
なので、むしろあまり本を読まない方の方が読みやすかったりするのかも?
猫好きにおすすめはしない。
人間に化けている猫さんがメインキャラクターとして登場はしますが、猫あるあるみたいなところは少なく、猫好きが楽しめる内容かといえば残念ながらそうでもない感じでした。
むしろ猫好きからすれば、猫のままでいいので人間に化けてほしくない気もw
登場人物のキャラ設定が凝っている軽めの時代小説として読むといいかなと思います。
以上、本日はあさのあつこさんの『にゃん!』についてのレビューでした。